日本乾溜工業様 × Ghost

日本乾溜工業株式会社 御中 | Ghost 小柳津 | 2026年9月 たたき台(統合版 v0.2)

システムデザイン統合版 ─ 現状と、2028年4月の姿

財務経理部「DX化基本方針」(8/19)、デジタルイノベーション部「次期システム構成グランドデザイン」(Vol.01/02)、ITツール一覧表(60件)、経理業務フロー清書を1枚に重ねました。原則は3つ:会計コアは買う、業務系は商流に合わせて作る、データとAIは自社の基盤として持つ。

チップにカーソルで根拠・出典
最上位の目的 決算短信の早期化
刷新で消えるランニング 4,000万 → 2,000万以内
ツール 60 → 40以下
見積作成 年2〜3万件 を自動化の分母に
経理人材 約50名 の総労働時間を指標化

設計原則(財務経理部方針とグランドデザインの共通項+2つの追加)

1. 入力は1回、転記はゼロ同じ情報を2つのシステムに入れない。出力を別システムで使うなら転記せず連携する(財務経理部方針)
2. データはDWHに集め、自由に出す基幹・人事・予算・見込・外部環境を1箇所に。可視化はここから(グランドデザイン)
3. 会計コアは買い、周辺は作る監査・税制・開示はパッケージに任せ、商流固有の業務と可視化は自社AI開発で(追加)
4. ベンダー選定の第一条件は「データが出るか」API・構造化出力・MCP対応。機能の多さではなく使う機能に対して払う(追加)
5. 1機能1系統同一機能の重複はコストより管理工数を生む。60ツールを40以下へ
6. 見る場をセットで設計する役員会・支店長会議・支店サイネージ。作った可視化が見られない、を繰り返さない

課題と解消の対応

#現状の課題Afterでの解消着手時期・担当想定
1富士通スクラッチからデータが出ない。出力依頼は都度数百万円工事・販売管理を焼き直し、構造化データをAPIで出す。DWHで一元管理2027〜2028/4。都築電機+AI/DI部。DWHは2026年内から周辺CSVで先行
2MF債務支払→紙印刷→GLOVIA手入力。支払依頼書の全件目検、売掛消込の手作業会計コアで請求書受領→自動仕訳→支払まで一気通貫。それまでは財務経理部Phase1(支払依頼確認リストAI化・入金消込AI化)で加速Phase1は2026年度内。コア移行は2028/4
3人事マスタが分散。入社1名で複数システム登録社員共通マスタ+Entra ID。人事系は1パッケージ2027年。ERP選定と同時
4GLOVIAは3割利用。消費税・連結・決算短信・有報がExcelクラウドERPで全社単体+連結、開示自動作成。使う機能に対して払う2026年内に選定、2028/4稼働
5見積年2〜3万件が手作業。紙の設計書と電卓見積・積算エンジン(設計書読取→積算→見積)。将来SaaS化2027年度。要件定義は2026年度末
6Dr.Sum非構造・分析ツール未使用・Power BI更新停止。作っても見られないDWH+BI(ROIC階層・支店4指標・天気マーク)+見る場の設計2026年10〜12月に最小構成。刷新後にデータ元を差し替え
7現場管理5系統・会議ツール重複など、同一機能の併存1機能1系統に統合。撤退理由付けフレームで判定2026年9〜12月に判定、更新月順に実行
8AIが部署ごとに分散し稼働率が低い。自作アプリの公開場所がない全社AI基盤+光は技術特化。社内アプリの「箱」で公開・共有2026年10〜12月。箱は最初の着手案件

道のり

2026年 9〜12月ERP比較表(API条件)/撤退判定と実行/DWH最小構成+BI/箱の構築/Phase1加速(突合)
2027年 上期ERP選定・要件定義/工事・販売管理の焼き直し着手/見積・積算エンジンの要件定義/共通マスタ設計
2027年 下期ERP構築・データ移行/見積・積算エンジン開発/BIのデータ元を新基幹へ切替準備
2028年 4月新基幹稼働。ランニング4,000万→2,000万以内。決算短信の早期化。以降、見積・積算の外部公開を検討

本資料はたたき台です。担当想定・時期はすべて仮置きであり、財務経理部・デジタルイノベーション部・都築電機との協議で確定します。